終戦の日「野火」を観る
急な予約キャンセルで時間が空いたので、
映画を観たくて検索したら
昨年観そびれたこれ、
今日だけアンコール上映してた。
「野火」
ため息が出る程のフィリピンの大自然の美しさと
交互に映し出される戦争のグロテスクな場面の対比が印象的。
(さすが塚本晋也監督という感じで本当にグロかった)
こんな綺麗な大自然の中で
なぜこんな愚かな戦争をしているのか。
精神崩壊していく様がこちらにも乗り移り、
自分のことのようで本当におそろしかった。
舞台挨拶で塚本晋也監督もおっしゃっていたけれど、
できればDVDではなく、逃げられない映画館の箱の中で、
戦場の音や同じ空間で観ている人の気配を感じて欲しい。
映画館を出たら、外は2016年夏の渋谷。
急に思い立って観に行ったけれど、
終戦の日の今日、この映画を観たことは
私にとってすごく意味のあることだったんだと思う。
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