離婚の話のときに起こった不思議な出来事
私がスピリチュアルというものに目覚める随分前、不思議な出来事がありました。
私の意識をガラリと変えた出来事。
だれかのお役に立てるかも、と思ったので書いてみます。
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私は以前4年くらい結婚をしていました。
でもはじめから後悔しかなく、泣いてばかりの毎日で、あれこれあった末、別居をし、その後に直接会って離婚の話をしたのですが、不思議なことはその話の最中に起きました。
結婚している間、相手の何に使ったかわからない借金の返済や、最後の1年相手は働いていなかったので、微々たる私の貯金を崩して生活していたこともあり、私はとにかく「お金を取り戻したい!」の一心でした。
話合い自体は久しぶりに会ったこともあって、お互いの近況報告をしたり、何だか普通に楽しく盛り上がったりして、相手も「また戻ろうか」みたいな空気でした。
その一方で私は
「これ、いつ離婚の話になるんだろう・・」
「いつお金のことを切り出そう・・」
「話を切り出して、またいきなりキレられたらヤダしな・・」
と、ずっとお金のことばかり考えていました。
思えば、同居しているときからいつも私は「この人からどうお金をもらおう」「別れるとして、請求金額ってどうやって計算したらいいんだろう」とそんなことばかり考えていた気がします。
完全に被害者意識だったんです。
そして、離婚の話の最中もチラチラとその計算を書いたノートを見ながら「いつ切り出そう」かとソワソワしていたその時!
突然、ほんと突然にビューッと光(なのか?)が前方から私に向かって入ってきたのです。
正しくは、右斜め上の方から光の玉のようなもの?が勢いよく刺さってきたというか・・。
もちろん痛いとか体感はないのですが、その瞬間色んなことが頭を駆け巡ったのです。
- 全ては因果応報なんだということ。
- この人と結婚することも、あれもこれも私が自分で決めたんだということ。
- 相手がどんな人でどんな生活になるのかも、実は全部わかっていたんだということ。
- 不幸な結婚生活は全て相手のせいだと思っていたけれどそれを選択し、その不幸を作っていたのは自分で、かわいそうな私になりたかったんだということ。
- 喧嘩だって、わざと相手を怒らせることを言っていたこと。
- 私だけ大変で、私だけ辛く、苦労していると思っていたけれど、離婚するつもりで結婚した私こそ相手を傷つけ、相手の気持ちも相手の貴重な時間も色んなものを奪っていて、相手にどれだけ失礼なことをしたんだろうということ。
- 別居した時点でもう別れたような気になっていたけれど、こうして色んなことが駆け巡り、気付いたこのことも含めて私の結婚生活だったんだということ。
本当に沢山のことがガーッと頭を駆け抜けて、そして私は一気に目が醒めたのです。
何度もいいますが、一瞬のことです。
そしたら、さっきまであれほど執着していたお金のこと、苦労して計算したことも、過去もなにもかもがもうどうでも良くなってしまったのです。
そして相手にはお金のことは切り出さず「今までありがとう。お互い幸せになろうね。」
と握手してお別れをしました。
帰りの道のりのあの軽やかな気持ちは忘れることができません。
「こんなに幸せな感覚ってあるんだ」
ってそんな感じ。
「許す」なんて言うとおこがましいのですが、ちょうどいい言葉が見つからず、、。
でもまさに私の中では「人を許せた瞬間」でした。
あの時に「人を許す」ことがどれだけ軽くなることなのかを知りました。
言いかえるとしたら「執着を手放した瞬間」かもしれません。
それにしても、あの光、なんだったんだろう。
当時はこんなに不思議なことなのにスルーだったのですが、何年も経ち、スピリチュアルに目覚めてからこの光の存在が気になり出して友人に話すと「ああ、お母さんだね・・」と言われるんですが、私も確かにそんな気がします。
「もう、いい加減にしなさいよ」って母の声が聴こえるような。
人はクリアする課題(カリキュラム)や関係する人(魂)を自分で決めて降りてくる(産まれてくる)と言われていますが、もしかしたらひとつクリアできたのかな?
・・というくらい強烈に意識が変化し、これがなかったら今の私はまだあれもこれも人のせいにする人生だったに違いない。
そんな出来事でした。
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