亡くなったはずの母の足が温かかった話
私の母は2017年に約5年の闘病生活の後に亡くなりました。
(闘病という言い方は好きではないのですが、読む方にわかりやすいので敢えてそう書いています)
母の希望もあり、ずっと自宅介護で最期も自宅看取りでした。
自宅介護・自宅看取りは私に「死」について多くのことを教えてくれました。これについてはまた次に。
母が亡くなって2日後(だったかな)がお通夜に決まり、棺桶に入れられるまでは布団に寝かされていました。
そして何のタイミングだったか、棺桶に移すときだったか、ある時に無意識で母の足を触ったんです。アロマのトリートメントをするときみたいに足を包むように。
そしたら、なんと「えーーーー!!」というくらい普通に温かいんですよ、母の足。血が通ってるみたいに。生きている人間で「冷え性なんです」という人の方が冷たいよね、くらい。
横にいた兄に「触ってみて!」と言いましたが、怖がって触らなかったので、あの温かかった感触を知っているのは私だけなんですけど、本当にあの温かさは普通ではありえない。とても不思議でした。
その後は特にそのことを追究もせず、たまにそのことを思い出し「なんだったんだろうなー」くらいには思ったりしていたのですが、それが10年を経て、昨年参加したスピリチュアル講座の中で判明した(納得した)のです。
それは、ペアでのワークでのこと。
「それぞれ亡くなった人の写真を持参し、ペアの相手に見せて、その写真からその人の亡くなる(亡くなった)瞬間、その人がどうな風に感じていたか、どんな状況だったか、などをエネルギーから読みとる」という内容でした。
私とペアになったのはアリスさんで既にそういったお仕事もされている方。とても能力が高く、私の持参した母の写真から丁寧にリーディングしてくれたことは(一部ですが)、
「母は息を引き取った時、はじめ何が起きたのか理解できずに少し彷徨っていた」そうなんです。
それは長くではなくて、そのうちに落ち着きを取り戻して魂は源へ帰っていったそうなのですが。そして現在は私のガイドさんのサポートとして存在し、私にメッセージを解りやすく伝えてくれている、とのことでした。
私はそれを聞いてすぐに足が温かかったあのことを思い出し、「なるほどだからかー」と納得することが出来たのです。
それにしても、厳しくてしっかりした(でも本来はとても無邪気だった)あの母が5年も闘病していて、いざ源に戻るときになって彷徨ってしまったなんて、、。
人は死ぬ間際の感覚(気持ち)が次の生まれ変わりに大きく関係する(カルマ)だそうで、穏やかだったり、満足感を得ていたりすることがとても大事なのだそうです。(病気による肉体の痛みなどで苦しいのは別)
母の最期が心穏やかだったことを願います。でも、きっと大丈夫。なぜならガイドのサポートをしているから。その役目についているということは、もう地球を卒業したということなんじゃないかしら、と私なりに思っています。
投稿者プロフィール

最新の投稿
コラム2019.02.11私がパニック障害になったのは、自分の人生を生きていなかったから
お知らせ2019.02.05初回の方は<全てのメニュー10%オフ>でご利用頂けます
コラム2019.02.03未来の医療は音である
コラム2019.01.17亡くなったはずの母の足が温かかった話